
サークルに入らないことのメリットやデメリットを知りたい
こういった疑問を解決します。
本記事の内容
- サークルに入らないこと自体は全然問題ない
- 大学でサークルに入らないことのメリット・デメリット
- サークルに入らない場合の大学生活の過ごし方
- 迷ったらとりあえず一つ入って、合わなかったら辞めればOK
サークルに入るか入らないか問題は、新入生にとって最初に立ちはだかる壁の一つ。
本記事に来てくれたということは、あなたは少なからずサークルに入らない道を考えているのでしょう。
結論として、サークルに入らなくても大学生活を充実させることは可能です。
ですがもちろん、どちらが良いかは人それぞれ。
本記事を読むことでサークルに入らないことの良い面や悪い面をチェックし、どちらがあなたにとって正解かわかるようになります。
「やっぱり入らない」と決めた場合も、サークルに入らずに大学生活を充実させる方法を後半で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
もくじ
大学でサークルに入らない選択は、全然アリ
冒頭でもお伝えしましたが、サークルに入らないこと自体を心配する必要はありません。
入らなくても充実した大学生活を送ることができます。
大学生の半数はサークルに入っていない
大学と言えばサークルみたいなイメージがあるので、サークルに入らないとやばいという風潮があるかもしれません。
筆者もサークルに入っていますし、実際サークルに入るメリット自体はたくさんあります。
でも、筆者の周りを見てみるとサークルに入っていない人が沢山いるのも事実。
それもそのはず、Benesseが約4000名の大学生にサークルに入っているかアンケートを取ったところ、次のような結果に。
入っている | 49% |
入っていたが辞めた | 22.5% |
入っていない | 28.5% |

これを踏まえると「大学生はサークルに入らなければ終わる」というイメージはただの固定観念に過ぎないものだということがわかりますね。
サークルに入らないことは就職に関係ない

このように思う必要は全くありません。
なぜなら、サークル活動が就活で評価されることはほとんどないから。
筆者は多くの優秀な先輩に就活の様子を聞いてきましたが、サークル活動のことを話したという人はほとんどいませんでした。
強いて言うなら、以下のような活動内容であれば就活で話す価値はあるかもしれません。
- ボランティア活動を積極的にした
- 留学生との交流を活発にした
一般的なサークルでは就職活動ではほとんど関係なく、その人自身の人間性や能力、企業に対するリサーチなどで決まります。

大学でサークルに入らないデメリット
サークルに入らないことで考えられるデメリットはこちら。
- 友達や恋人ができにくい
- 大学生活の思い出ができにくい
- コミュニケーションを取れる機会が少ない
- 情報収集が難しい
詳しく見ていきます。
友達や恋人ができにくい
サークルに入っていると様々な人と出会うことができ、そんなに積極的でなくても自然とある程度の友達を作ることができます。
でもサークルに入らない場合、友達を作るためには基本的にあなたからアクションを起こさなければなりません。
「アクションできるよ!」という人は良いのですが、苦手な人はサークルに入らないと友達作りに苦戦してしまうかも。
サークルや何かしらの団体に入らない場合、同じ学科やクラス、あるいはアルバイト先で友達を作ることになります。

また、彼氏・彼女などの恋人を作るのは上記のようなコミュニティでは絶望的。
特に理系の新入生には声を大にして言いたいです。

「友達はたくさん欲しい!」「彼氏・彼女が欲しい!」と考えている人は、サークルに入らないことはあまりおすすめできません。
大学生活の思い出ができにくい
続いてサークルに入らない場合、普段の定期的なサークル活動がないほか、合宿や大会などのイベントもありません。
友達や恋人もできにくいので、プライベートで遊びに行くようなことも少なくなってしまいます。
卒業後に大学生活を振り返った時などにイベントや遊びをした思い出がないとちょっと寂しくなってしまうかもしれません。
なのでサークルに入らないならば、4年間ただ授業を受ける平凡な毎日を過ごすのではなく、個人的に何かに取り組んで思い出を残しておく必要があります。

コミュニケーションを取れる機会が少ない
サークルというコミュニティは、参加することで必然的に人と接する機会が多くなるので、コミュニケーションを取る機会も増えます。

対人能力は将来的にもかなり大切なスキルなので、サークルに入らない場合は別の方法で身につける必要あり。
サークルには入らないにしろ、何かしらコミュニケーションを取れる場を作っておくと良いでしょう。
情報収集が難しい
サークルに入っていないと同じ学科の先輩と繋がりを持つことが難しくなり、テストの過去問を入手することが難しくなります。

もしサークルに入らない場合は学科の友達を必ず一人は作り、情報を共有できるようにしておくようにしましょうね。
大学でサークルに入らないメリット
続いてデメリットとは逆に、サークルに入らないことで得られるメリットはこちら。
- 時間を自由に使える
- お金も自由に使える
- 人間関係に悩むリスクが少ない

時間を自由に使える
サークルに入らないと固定の活動日などがないので、授業以外は基本的にあなたの自由。
時間がたくさんあると、様々なことができるようになります。
何か明確にやりたいことがあるという方はサークルに入らない方がたくさんの時間を確保でき、充実した毎日を送れますね。
また、大学にはテストやレポートが忙しい期間が定期的にやってくるので、そのような時にもサークルに入っていないと勉強や課題に時間をたっぷりとかけることができますよ。
お金も自由に使える
サークルに入っていると、何かとお金がかかります。
- 会費
- 活動に必要な道具
- 飲み会代
- イベント代
- 交通費
- 遊びに行くお金
など。
サークルに入らないとこれらのお金はかからず、全てあなたの自由に使えます。
これは時間と同様、かなり大きなメリットでしょう。
人間関係に悩むリスクが少ない
サークルに入っていないと、人間関係のいざこざが起こるリスクが少なくなります。
サークルは人が多く、繋がりもそこそこ深いコミュニティなので、その分逆に面倒な人間関係も発生しちゃうんですよね。
恋愛関連のトラブルの愚痴を聞かされたり、本当は断りたいのに毎週飲み会に行かなければならなかったり、、。
自分の関わりたいこと以外にも関わらなければならないのがサークルに入るデメリットとも言えます。
サークルに入っていなければ、付き合う人間はあなたが自由に選ぶことができますよ。

大学でサークルに入らない選択をした場合の過ごし方

こう思うかもしれませんが、そんなことはありません。
筆者の友人が、サークルに入らずに大学生活を充実させている方法を紹介します。
- 特技や趣味に熱中する
- 勉強を極めてみる
- アルバイトをして貯金する
- サークルの代わりに新しいことを始める
一つずつ見ていきます。
特技や趣味に熱中する
まずは、特技や趣味に熱中するということ。
筆者の周りでサークルに入っていない人は「他に頑張りたいことがある」という理由で入っていない人が多いです。
今あなたに打ち込んでいるものがあるなら、それに時間をたっぷりと使うためにサークルに入らないというのは何も間違っていない選択ですよ。
勉強を極めてみる
勉強は、大学の勉強に限ったことではありません。
世の中には勉強しておくべきことが山のように存在します。
将来的に役に立つ資格に合格するために勉強するのも良いですね。
もちろんサークルに入っていなければ大学の勉強をする時間がたっぷりあるので、沢山勉強して首席を目指してみるといったことも素晴らしいことです。

アルバイトをして貯金する
個人的に、サークルに入らずにバイトをする場合、バイトをする目的をしっかりと持つことをおすすめします。
なぜなら4年間特に目的もなくバイトに明け暮れていると、あとで大学生活を振り返った時に「自分は何をしていたんだろう、、」となってしまうから。
- 留学するため
- 趣味に打ち込むため
- 旅行に行きまくるため
ただ貯金するだけなら大人になってからいくらでもできます。
「大学生活を充実させることをするための貯金」をするようにしましょう。
サークルの代わりに新しいことを始める
サークルは基本的に、新しいことを始める場所。
でも、サークルに入らずに新しいことを始めることだってもちろんできます。
大学生活は自分のやりたいことをする時間が沢山あるので、サークルに入らないならば、是非あなた自身で何か新しいことに挑戦してみてください。

- 一人旅をする
- 留学をする
- 資格を取る
- 楽器を始める
- インターンシップに参加する
- ビジネスを始める
ハードルの高そうなものもありますが、大学生活は4年間もあるので可能性は無限大。
是非色々なことに挑戦してみてくださいね。
番外:こんな過ごし方にならないように!
最後に、ダメな過ごし方の例を紹介します。
- ゲーム廃人になる
- バイトだけをする
ゲームにのめり込むこと自体は悪いことではありませんが、あまりに度が過ぎると大学にも行かなくなり、貴重な大学生活を棒に振ることになります。
また、バイトは先ほど紹介したように目的を持ってする分には素晴らしい過ごし方ですが、ずっとバイトをするのは大学生の過ごし方としてはかなりもったいないです。
せっかくサークルに入らずに時間がたくさんあるのなら、あなたの成長に繋がって、思い出に残るような過ごし方をしていきましょう。

どうしても入るか入らないか迷ってしまったら、、

こんな場合も心配する必要はなし。
良い方法がありますよ。
とりあえず一つ入って、合わなかったら辞めればOK
迷っているならとりあえず気になるサークルに一度入ってみちゃいましょう。
入ってみて合わなかったら、サクッと辞めちゃってOK。
サークルは高校までの部活と違い、一度入ったらやめにくいような雰囲気は全くありません。
大切なのは、食わず嫌いをしていないかということです。
入ってみたら意外と楽しかったってことは結構多いですよ。

新入生じゃなくても入れるサークルは沢山ある
また、サークルには4月5月に入らなければならないというルールも基本的にはありません。

最初は入らずに過ごしてみて、やっぱり何か入ってみたいなって思った時に入るのも全然OK。
何かを始めるのに遅いということはありませんよ。
焦らずに大学生活を楽しんでいきましょう。
後悔しない大学生活にしよう:まとめ
本記事のまとめです。
- サークルに入らない選択自体は全然間違っていない
- 自由度は上がるけど、交友関係は広げにくい
- 迷ったらとりあえず適当に入って、合わなかったら辞めよう
大学生活はサークルに入らなくても充実させられるということが伝わっていれば嬉しいです。
一度きりの大学生活、後悔しないように過ごしてくださいね。